キレイ★ハレーション【ジムチャレンジ 最終15XX】
ジムチャレンジお疲れ様でした。
今回は爆死してしまいましたが、
やりたいことをやる構築を作って挑めた点は良かったです!
※本構築は、2021年11月に開催された公式大会「ジムチャレンジ」の使用構築です。
使用構築
構築経緯
6世代の頃、私の心を鷲掴みにした
スノー晴れーションという構築があった……!
(キュウコンで晴れ始動→ユキノオーで成長→メガシンカしてゴリ押し)
(構築記事はすでに無くなってしまったので、興味のある人はググってみてね)
時は流れ、8世代で何度か晴れキレイハナを使ったバトン軸
にボコられながら、
「これ蝶舞バトンじゃなくて、成長バトンなら強いのでは?」と妄想していた。
今回の使用可能ポケモン的に通せなくもなさそうなので、
また、からのバトン先に物理エースを置くのは、
多分読めないだろうということで、構築を組んでみることにした。
事前の考察では、上位ポケモンは下記のようになると見ていた。
そこで、環境最強のポケモンであるをはじめ
ほとんどのポケモンを上から制圧できる、をバトンエースに決めた。
また、特殊エースということで、
・に強く、特殊同士の打ち合いならにも分がある、
HDブリムオンをもう一人のエースに据えることにした。
晴れ展開ができない場合の軸として、の壁との雨展開を取り入れ完成。
コンセプト
キレイハナからの成長バトンで、エースを通す。
晴れ展開ができない場合は、ラプラスの壁展開から、詰みリレーを通す。
個体紹介
キュウコン@こだわりスカーフ
性格:臆病|特性:ひでり
実数値 149-x-95-133-120-167(4-0-0-252-0-252)
マジカルフレイム|ねっさのだいち|おにび|おきみやげ
最速CSぶっぱ
晴れ始動しつつ、相手の先発の攻撃性能を削ぐのがお仕事。
鬼火の命中が50%しかない、近視の子。
ではなく、にしたのは、
・を上からワンパンする任務も任せたかったから。
しかし、思ったほど遂行できなかったのが残念。
(ヒヒダルマワンパンできた時の気持ち良さは格別)
特には、タスキ持ちや特防に厚い個体が多く、
熱砂の大地でワンパンできることはなかったため、
どうせ確2になるなら、マジカルフレイムで削った方が良かった。
持ち物も、スカーフよりもタスキにして
打ち分けできた方が、キレイハナを通しやすかったかもしれない。
(ん?それならコータスでいいんじゃ…)
キレイハナ@アッキのみ
性格:図太い|特性:ようりょくそ
実数値 175-x-144-110-115-94(0-0-252-0-4-252)
ギガドレイン|せいちょう|ちからをすいとる|バトンタッチ
S:晴れ下で最速ルチャブル抜き
HB:残り
本構築の軸。
せいちょうバトンは、
ほとんど読まれずに+4状態でバトンタッチできる反面
特防方面の脆さが気になった。
(もしかしてタラプの実の方が良かった?)
バトン軸を使ったのが、今回始めてだったが、
+2で留めるのか、+4まで欲張って勝負を決めに行くのかの判断を
適切にできずに負けた試合もあり、練度が求められると思った。
の晴れマジカルフレイムでよく焼かれた。
ルチャブル@いのちのたま
性格:ようき|特性:かたやぶり
実数値 153-144-96-x-83-187(0-252-4-0-0-252)
インファイト|ブレイブバード|アイアンヘッド|つるぎのまい
最速AS
・絶対許さないマン。
相手に先に展開されるとちょいちょい撃ち漏らす。
+4でダイマを切れば環境にいるほぼ全てのポケモンを上から制圧できる。
が、一度ストリンダーに止められた。
使ってみたかったポケモンだが、全体的な数値の低さが難しかった。
ブリムオン@たべのこし
性格:ひかえめ|特性:マジックミラー
実数値 161-x-115-176-155-49(228-0-0-28-252-0)
ワイドフォース|ドレインキッス|マジカルフレイム|めいそう
H:奇数かつ食べ残しの回復量最大
D:ぶっぱ
C:余り
S:ミラー意識でひかえめ
特殊エース。本構築の中で比較的使い慣れている子。
・あたりと打ち合うためにHD。
瞑想を積まなくても、
食べ残し+ドレインキッスの回復量で全然死なない。
サイコフィールドの展開の仕方が下手でワイドフォースを強く使えなかったが、
決まれば、破壊力が凄まじかった。(無振り乱数1発)
ラプラス@ひかりのねんど
性格:ひかえめ|特性:ちょすい
実数値 233-x-115-150-115-80(140-0-116-252-0-0)
うたかたのアリア|フリーズドライ|✟サイコキネシス✟|ほろびのうた
第2の展開役。壁からの積み展開や、
ダイストリームからのすいすい展開や
ダイサイコからのワイドフォース展開の起点にしたかった。
実際は、初手ラプラスミラーになることが最も多く、
ダイストリームが展開できた試合はほとんどなかった。
また、ダイサンダーが無い弊害が大きかった。
ダイサイコは、ミミッキュのかげうち阻害など
微妙に役立つので、この環境だとどちらを切るかは諸説。
滅びの歌は、要塞化したポケモンを引かせるのに有用だった。
カジリガメ@とつげきチョッキ
性格:いじっぱり|特性:すいすい
実数値 197-152-110-x-117-94(252-28-0-0-228-0)
もろはのずつき|ばかぢから|アクアブレイク|アイアンテール
S:雨下で最速ルチャブル抜き
HD:チョッキ込みで特化のくさむすび確定耐え
特性すいすいで、上からを落とす役。のつもりが、選出の機会はほぼなく、
すいすいもほとんど発動できなかった。
出した試合は活躍してくれたので愛着はあるが、
たぶんこの枠は、電気に耐性がある・あたりにするほうが良いと思う。
壁下だが、一度のダイソウゲンを耐えて
返しのもろはのずつきで落としたりもしたので、HDは正解だった。
反省
あまり結果が芳しくなかったですが、ギミックを詰め込み過ぎて、全体的な構築のパワーを落とした点が良くなかったと思っています。
せっかく構築を組むなら、個体同士のシナジーが厚いようにしたいところですが、今回組んだギミックが、天候もフィールドもターン限定な分、ダイマックスありルールとの相性が良くないなぁと感じました。
また、ギミックが豊富な反面、練習時間がまったくなく、活かしきれなかったのは残念です。
序盤は、ラプラス展開を選択した試合の方が多かったのですが、終盤割り切って、キュウコンから展開したところ、相手のラプラスを意識した選出を崩していくゲーム展開を取れたので、可能性は感じました。
対戦相手の想定外かつ、こちらの安定行動できる構築を組むことが、自分なりの強みが活かせると思っているので、そのような構築を組めるように実力をつけたいと思います。